ロレックス プリンス
ロレックスのプリンスは、1929年に誕生した長方形のケースが特徴的な人気のアンティークモデルである。
ドクターズウォッチとも称される同モデルは、医者が患者の脈拍を測る際に使いやすいように、秒針が、時・分針から完全に独立して文字盤の下部に配置されている。
懐中時計が主流の時代に、アールデコ様式の優雅なデザインの腕時計として、話題を集めた。さらにビエンヌ天文台精度検定にかけられた5000本の全てが合格と判定されたことで、類稀なる秀逸品として一躍有名になり、同社の時計を代表するモデルとして幅広く認知されるようになった。
1940年代後半以降、一般的な腕時計が流行し、高級志向の同モデルは、次第に影を潜めたが、創業100周年を迎えた2005年、バーゼルフェアで同オリジナルモデルから発想を得たニューモデルが発表された。
同社の時計史上初となるシースルーバック(裏蓋から内部機械がのぞける)が搭載され、手巻き式の斬新でありながら古典的な雰囲気を漂わせる芸術性の高いモデルとなっている。
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